文章書きための場
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一つ問題を片付けるともう一つ新たな問題が出てきて、一つ望みが叶うともう一つ叶えたい望みが沸々と現れる。切りがない。馬鹿みたい!
昨日まで悩みに悩んでいたことが解決したのにそれを喜んだのも束の間で、私はまたも彼是と一喜一憂して心の休まる時が無いではないか。
―…虚しい
その一言が頭の中をまるで電光掲示板の様に右から左へ流れる。
店員に追加のカフェラテを頼んで其れが来るまでお冷を舐めていると、待ち合わせしている人物が入口のベルを鳴らして入って来た。
腕時計を見ると待ち合わせの3時、3分前。まあ、妥当と言えば妥当な時間だろう。
「どうもご無沙汰しておりました」少々申し訳無さそうに男が言う。
「えぇ、こちらこそ。こうやって逢うのは一月ぶりですかね。どうです、お元気でしたか?」私が応える。
「いやぁ、こう毎日暑いと大変ですな」
言いながら向かいの男はハンカチで汗を拭う。額も鼻先も首筋も汗びっしょりで、それならばクールビズして半袖でも構わないだろうと私は思うのだが、本人はだらしなく見えるからとジャケットを手放さないのだ。
「いえ、私などは毎日自宅に引きこもっておりますもの。猛暑もなにもなくて」
逆に外回りのあなたが大丈夫ですか。
「成程。しかし室内でも熱中症になるといいますからな」
「それは知りませんでした。今後気をつけましょう」
しかし私は熱中症と日射病の違いすらわかっていない。
四六時中家に居て、出掛けるとしても夜、しかも車で外出する私には無関係だろう。
昨日まで悩みに悩んでいたことが解決したのにそれを喜んだのも束の間で、私はまたも彼是と一喜一憂して心の休まる時が無いではないか。
―…虚しい
その一言が頭の中をまるで電光掲示板の様に右から左へ流れる。
店員に追加のカフェラテを頼んで其れが来るまでお冷を舐めていると、待ち合わせしている人物が入口のベルを鳴らして入って来た。
腕時計を見ると待ち合わせの3時、3分前。まあ、妥当と言えば妥当な時間だろう。
「どうもご無沙汰しておりました」少々申し訳無さそうに男が言う。
「えぇ、こちらこそ。こうやって逢うのは一月ぶりですかね。どうです、お元気でしたか?」私が応える。
「いやぁ、こう毎日暑いと大変ですな」
言いながら向かいの男はハンカチで汗を拭う。額も鼻先も首筋も汗びっしょりで、それならばクールビズして半袖でも構わないだろうと私は思うのだが、本人はだらしなく見えるからとジャケットを手放さないのだ。
「いえ、私などは毎日自宅に引きこもっておりますもの。猛暑もなにもなくて」
逆に外回りのあなたが大丈夫ですか。
「成程。しかし室内でも熱中症になるといいますからな」
「それは知りませんでした。今後気をつけましょう」
しかし私は熱中症と日射病の違いすらわかっていない。
四六時中家に居て、出掛けるとしても夜、しかも車で外出する私には無関係だろう。
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