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あァ、全然伝わらない

一人日光を浴びて、紫外線を溜め込んで、老けていく。
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「歪んでおしまい」

「誰が信じるなんて言った?」

「好きだ、って言って欲しいわけ?」

「別に泣いてねぇよ!」

「名前はありません。付けてください」

「何だ 坊やまだ生きてたの?」

「何か面白いことしろ」

「怒ってるの?敵を横取りした こと」

「お久しゅうございます~」

「砂糖はきっかり13杯」

「簡単に死ねなんて言えるのは、それを最高の罵倒用語だと思ってるからなのよ。死ね死ね言う人間は頭が悪いの。ものを知らないの。」

「あなたが中途半端に甘やかすから、一人で平気じゃなくなった!あんたが私を弱くした!責任取れないくせに!」
あぁ もう終わりかな、って思った。

こんなところ。




私は過去、喧嘩が強かった。
今だって体が鈍ってはいるが、1対3くらいまでなら勝てる自信も充分にある。
大体、女同士の体張ったやりあいなんて醜くなんでもありだ。
銃なんか飛び道具はないにしても、ナイフも釘もコンクリブロックも、振ればそれなりの凶器。始めたが最後、いかに情けをかなぐり捨てるか。

私は喧嘩は好きじゃない。
ストレス発散の捌け口として便利でも、自分が殴るのはよくても、やられるのは痛いから嫌い。まあそれを知っているからこそ人は人を殴るんだろうけど。
私はそんなことに魅力を感じるまで変人じゃない。

そしてあの人は私を拾った。

「変なカッコの男」

そう思った。
でもその変なカッコの男は、血溜まりで地面に抱き着く私にただ
「アナタ大丈夫ですかァ?」
と言って口端を持ち上げた。


「…大丈夫に見えたら眼科にどうぞ」
「ははっ、面白いこと言いますねぇ、アナタ」

男は手にしていた白い扇子を素早く広げて口元にあてがい、笑った。変な人。


「変なカッコのあなた、慈悲の心をもってして、あそこの側溝に落ちてしまう寸前の危うい私のケータイを拾って持って来てくれませんか」

動かない体は敢えて動かさない。
視線だけ外灯に照らされている携帯を見る。
男も私の視線にそってそちらを見る。


「待っててください」


正直以外だった。
まさかきいてくれるとは。
別に逃げればいいのにね。
逃げられたくないけど、本当にそうされたらちょっと寂しいけど、世はリンチされた女子高生には優しくしてくれるみたい。
私だったらそんなの全力疾走して無視するだろう。

それとも地面に転がっている他人を無視しないなんて、やっぱりあの人は変な人なのか。


立ったまま腰を曲げて携帯を掴み、ちょっと自分の服の袖で血を拭いながら男は問う。

「何したらそこまでなるんですか」
「8人くらいにリンチされたらこんな風に…」
「そうです、か」

「か」で携帯を差し出されてそれを受け取る。

「…弱い人達は束にならないと駄目なんです。いつまでもそうだから弱いまんまなのに。
 本当に強い人は無駄に喧嘩なんかしないのに。
ぎゃあぎゃあ騒いでたりしないで我が道いってるのに」

聞いてくれる人がいるせいでやや饒舌になってしまう。

「あなたはなんだか喧嘩強そうですよね。」

男に向かって何と無くそう言う。

男の体は着物で隠れているからわかりにくいが、袖から覗いた腕はよく鍛えられているように見えた。
青春時代はなにかスポーツでもやっていたのかなぁと考え、男の顔を見るとそこで初めて目が合った。
笑いもしないけど無表情というわけでもなくて、ただ単に私を見下ろしているだけなんだと思う。

「喧嘩は…まあ弱くもないでしょうが。喧嘩はしたことがないので…。
ただ、殺しあいはあっても」

さりげにすごいことを言いなすった。

「殺しあいのほうが簡単ですか?」



「少し時間はありますか?」
「何ですか、ナンパですか。ときめきますよ」

何言ってんの私。
痛みのあまり朦朧としてるのかな。

「まあ、ナンパっちゃあナンパですかね、お付き合いください」


差し出された手が欲しかった。
どうなってもいい。

「よろこんで」


手に手を取り合ってからは、私はあなたの所有物。
私がそう決めたから。

変な人の名前は「 」といった。
自分が出来るからといって、それを他人にも求めてはいけないわけで…

自分が楽なようにすると他の人が苦労するのかしら
自分が幸せになろうとすると、イコール他の人が不幸になるのかしら

幸せで平穏なことがまるでつまらなくて馬鹿げていて価値がないかのように一蹴するのはなんなんでしょう
不幸になりたがって誰より幸せの権利を主張するのです
自己中心的な思想を持つのは勝手ですが、自己主張をしすぎるあまり自己の評価を下げてしまうのか

人の持つものはなんでも欲しくて、人が欲しがるものには関心がございません

応援のし甲斐がないとなると、放っておかれることになる 見放す
応援は欲しがるものでしょうか
して「あげる」ことでしょうか

自分の認めたくないものが大衆に認められていると、不適合について考えるチャンスが到来してますよ

嘘つきと言うのは信じた人の権利
嘘をつくのは信じられた人の資格

大勢の人間が嗜好するものを敢えて避けてそれが個性だと思えると、自分だけは楽しいね

理解できないことを理解しない努力をしている
理解してほしいことを理解してもらう努力をしない努力を誰かに見ていてもらいたいがための努力をしている

言いたいことを言いたいままに言えるのは視野を狭くする才能

ネガティブな空気に誘発されるネガティブな空気

探し物はすでに探したところから見つかる

根にもつ人は根に持たれる
根にもたない人は根に持たれる

選択肢が多いと、逆に困る
意見を聞きすぎると、余計混乱する
信頼出来る人の言うことを手放しに信じると楽

自分が求めるときは嫌がられていないか不安でも、相手から求められたときはそんな心配がいらない
そのかわり、相手が不安になってる

欲しいものを欲しいだけ得ると、後々後悔するオチが待っている
制限を守る実力が育たない

いいところだけ見て安心
悪いところをほじくり返して安心
いいところばかり見て諦め
悪いところをほじくり返して安心

自分の好きなものを共有するよろこびは特殊

マシを基準にするなよな

過去に戻ったら、後悔しろ
未来にいったら、後悔しろ

一年に一度切り捨てられる危機がくる

好きになるのが勝手なら、嫌いになるのも勝手なの?

清くあろうとするその根性が汚い

言葉を尽くして伝わらないなら他に手段は何もない

せいぜい一生悪あがきします

一度言ったことは何時まで有効なのでしょう
守る義理も誓約も何もあったものではありませんが、時効の決定権は一生こちらにはありません

結局全部主観なのだから、文句も賛辞もほどほどに

常識のマニュアルを欲することが非常識
自分で考える限界は人によって違うのに

軽々しく口にしていいかどうかは俺が決める

外野がいないとゲームは成り立たないのに、概して外野は疎外されます

最後に勝つのは天然

あいつマジ絶対ェ泣かしたい…

それがこの先叶うことは多分ないであろうことを確信しつつ、そう思う。
例えば私が体重の軽いあいつを地に這わせて、マウントポジションをとって、その小綺麗な顔にいくら張り手を喰らわせようが、いくら握り拳で殴りつけようが、きっとあいつは気丈に涙なんて微塵も滲ませないで、むしろ、
「殴りたいだけ殴ったら?」
だとかあの甲高い聞き苦しい声でこちらを蔑むのだ。自分が圧倒的不利な条件にあっても意に介せずに、己の存在の絶対性を神の如く過信して気味悪く笑うのだ。奴はそういう気味悪い人間だ。
勿論こんなものはただの推測で、もしかしたらあいつは化けの皮をあっさりひっぺがして、罵詈雑言を浴びせて、意味なく長い爪を私の腕に食い込ませるかもしれない。
ああ…だとしたらなんて醜い?
なんであんな、自分の総てを滅法素晴らしいものだと盲信したいかれた馬鹿が世にのさばり返っているのだ!ああ不快だ!
終われ!終れるものなら終わってしまえ!
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